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盗難届

 盗難届が多数残っている。その中から2枚を紹介する。


 人相書きがおもしろい。年齢はおよそといいながら三十二歳と幅が狭い。 身丈も五尺三寸とかなり具体的。顔は丸く額は常体(普通?)。眼は丸く大きめ。 鼻は常体(普通)。口は大きめ。いわゆる鰓か?大きめ。髪は散髪。いまでは当たり前。 眉は薄い。言舌は常体(普通)。これでは捕まらない。

 これはまた地元の人間が泥棒をしたという。「右の者、明治16年6月13日、 同村日花金五郎宅へ忍び入り物品盗み取りしに付き、 同日午後1時頃、日花金五郎伯母ヨツなるもの、右の□□を追来し、 当村、字クルゲ田道へ追い詰め、近傍農業の者に□□を捕らえてくれと依頼する……」  捕まった人物の親は、その後、村の中で辛い思いをしたのではと思いやられる。

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